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ふなこっち塾はどこ?

中学受験について語ります。
中学受験屋がめざしていること
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    中学受験,本当に大変ですよね。本人もご家庭も。

    実は塾も結構大変なんです。(それはそう)

    今回は中学受験屋ってなにを目指してやっているのかのお話をします。

     

    大手塾のエライ方とか広告代理店の作ったキャッチとかでは「社会に貢献するジンザイノイクセー」やら言うじゃないですか。

    でも,現場でバチバチやってる人間が考えてることって,「中学受験をしてよかったって思ってもらいたい」,そして,「立派な大人になって幸せになってほしい」が基本なんですよね。

    田村がよく言ってましたけど,中学受験をした子が大人になって,自分の子どもが小学校高学年くらいになったときに,「自分も中学受験をして良かったから,自分の子にも中学受験をしてほしい」って思ってもらえたときに,本当の僕らの仕事の成果が出たといえるのだと思っています。

    それに向けて中学受験屋ができることって,やっぱり,真剣に第一志望合格を取りに行くことなんですよね。

     

    真剣に「教育」に関わりたいのであれば学校の先生になるべき。

    理想の教育を実現したいのであれば学校を作るべき。

    教育について語りたいのであれば教育学者になるべき。

    日本の教育を真剣に変えたければ官僚か政治家になるべき。

    だから,受験屋がこだわるべきものって,やはり「合格」であるべきだと思うのです。

    その中で,「中学受験をしてよかった」と思ってもらえるように,全力で各生徒・ご家庭に向かい合うのが中学受験屋の仕事だと思います。

    まあ,現在は中学受験に関わっていない僕が行っても説得力がないんですが……(汗)

    | 塾の話 | 18:43 | comments(0) | - | - |
    模試の話
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      6年生の夏を越えたら,だいたいの受験生は模試を受ますよね。

      何のために模試を受けますか?

      自分の位置を知る?緊張感の中で勝負する?
      それも確かにあると思います。ですが,それよりも大きな目的は「受験生としての課題の洗い出し」であるべきです。


      テスト用紙を目の前にしたときに,何ができていて,何がまだできないのか,どんな準備ができていて,どんな準備ができていないのか,何が自分の強みで,何が自分の弱みなのか……
      その洗い出しのために模試を受けます。そして,見つけた課題を6年2月までの残された時間内でクリアしていくようにする……これが模試をうける目的でしょう。


      間違えてはいけないのは,模試で見つかるのは「○○中学志望者としての」課題ではなく,「受験生としての」課題だということです。「○○中学志望者としての課題の洗い出し」には過去問を使います。それについてはそのうち書きますね。


      クセモノなのが「偏差値」という,中学受験生にとって,どう参考にしていいのか得体のしれない数字。自分の位置がほぼそのまま合格に直結する高校入試とは違い,中学入試は各校ごとに「こういう生徒に来てほしい」という要求が異なります。それに伴って入試のセット内容が各校大幅に違うんです。模試で偏差値70をとったからって,物事をつながりとしてとらえることができない受験生は逆立ちしても合格できない学校がありますし,偏差値40でも,入試に向けてたゆまず努力して,努力すれば取れるものを全部確実に取れるようにしておけば合格できる最難関校もあります。


      なので,あくまでも中学受験の模試は課題を見つけるために受けるもので,志望校について「合格しそうだね」と気休めを言ってもらうためでもなく,「無理だ」とあきらめをつけるためでもありません。きちんと課題が見つけ,その課題をひとつひとつクリアしていけばいいのです。


      合格可能性20パーセント未満?上等です!
      受験生としての課題がたくさんあるね……クリアしていかなくっちゃ……ただそれだけです。

      (といいながらも,結果を見て実は結構落ち込みはしちゃうんですよね……。)

      | 中学受験 | 22:22 | comments(0) | - | - |
      正答率の高いものを確実に???
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        今回は模試の算数の話です。

         

        よく,「まずは正答率の高い問題を確実に取れるように……」って話,よく聞きますよね。

        あれ,算数に関してはほんっと何も考えていない助言以外のナニモノでもないです。

        正答率の高い問題を確実に取れるための努力で得られるのは,第一志望合格に近づくことではなく,ただの模試の偏差値アップです。

         

        理由はおおざっぱに2点。

         

        まず,1点目。

        経験上,第一志望合格に向けて,確認テストの直しなどの受験生としての努力をきちんと積み,入試までに過去問などの演習と直しをくり返していれば,算数が苦手な受験生も,入試直前には一行題レベルはほぼ間違えなくなります。

        のちに確実に取れるようになるとわかっているものに労力をかけ,もう一歩上のレベルのものをできるようにするための時間を削ってしまうことは,模試の偏差値を上げることだけが目的になってしまっていて,結局,「第一志望」の合格から遠ざかることをしていることになります。

         

        2点目。

        第一志望の入試の過去問を見ればわかると思います。

        それらの問題,「第一志望」にする中学校の入試に出ないんです。

        過去問を見れば,模試で正答率が高い問題のレベルのものは第一志望の入試にはほとんど出題されていないことに気づくと思います。

        そこに労力をかけることは,やっぱり,ただ模試の偏差値を上げるためだけの作業になってしまうということがわかるでしょう。

        その時間があったら,目先の成績は上がらないかもしれませんが,難しい問題に時間をかけて取り組んでください。

        算数は「何もわからない」というところから本当の勝負が始まります。

        そこで,図を描き,表をまとめ,メモを取る……こういった苦労を重ねることで算数の力はついていきます。

        さっと解ける問題を確実に得点することにあけくれていては第一志望は遠ざかるばかりです。

         

        では,なんで「正答率の高い問題」が重要視されるのか……わかりますよね。

        大人が安心したいからです。

        いい点数を取ると安心しますからね……。

        でも,中学受験は一発勝負です。

        だから,途中の「安心」はただの気休めでしかないんです。

        (その気休めがほしくなるくらいつらいときも多いですけどね。)

         

        今回は,どこかの予備校のカリスマ講師がおっしゃっていたことばで締めます。

         

        不安を大切に。

        | 算数 | 16:34 | comments(0) | - | - |
        読解力の上げ方(受け売りです)
        0

          今回の記事は完全に田村(ふなこっち塾を一緒にやっていた国社担当)の受け売りです。

          いつも「なるほどなあ」と思って聞いていたので,書かせていただきます。

           

          中学受験において,国語に時間をかけることが大切だということは前回書きました。

          では,どのようにして国語,特に読解力を上げていくのか……。

           

          毎日やりつづけること!

           

          これにつきます。

          語学の勉強に置き換えて考えてみます。

           

          英語を一番手っ取り早く身につけるためにはどうするのがよいと思いますか。

          そう,英語圏に住んでしまうのが手っ取り早い方法です。

          なぜ,英語圏に住むと英語が身につくのかって?

          当たり前ですが,英語に毎日触れて,毎日使うからではないでしょうか。

           

          参考書でドイツ語やフランス語を勉強するときのことを考えましょう。

          1日目,なるほど……,2日目,ふんふん……,3日目,ほうほう……と積み重ねていくと,言葉の感覚や文法もどんどん身についていきます。そこで,「ちょっと休憩」と勉強を3日休むとどうなるでしょうか。

          せっかく身についた感覚と頭に入った文法がだばっと抜けてしまうのではないでしょうか。

          そうすると,また積み上げ直しになってしまいます。

          毎日触れ続けていれば,この抜けは防げますし,少しずつですがどんどん語学の力が積み上がっていくはずです。

           

          では,具体的に読解の勉強の積み上げ方を。

          最も大切なのは休まずに毎日続けることです。

          毎日続けられる環境を作ることが重要になってきます。

          まず,毎日できる難度と量にしておくことが大切です。

          一気にドバーッと演習しても,次の日サボってしまっては意味がないからです。

          そして,大人が毎日チェックしてあげること。

          大人だってサボりたくなるときや抜けてしまう日がありますから,子ども自身だけで抜けなくやり続けるのはなかなか難しいです。(もちろん,やり切れる受験生も中にはいます。)

           

          あまりヘンサチヘンサチ言うと,「これだから塾屋は……」といわれそうですが,5年時に国語を苦手にしていたTくんやOさんなどは毎日これを続けた結果,僕の記憶が確かならば,1年半後には国語の偏差値が60を切ることがなくなりました(SではなくY偏差値ですが)。

          でも,1年半かかりました。それまではずっと「やってるのになんで得点が上がらないの……」という状況が続きましたが,それでもやり続けた結果です。

           

          読解は毎日!

          やり続けること!

           

          継続は力なり……です。

          | 国語 | 23:04 | comments(0) | - | - |
          国語と算数
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            (今回の話は首都圏中学受験の話です。関西はまた別です。)

             

            国語に比べて算数の勉強時間数が極端に多い中学受験の塾って多くないですか。

            中学受験にとって,算数の力を上げておくのが最重要だから?

            僕はそうは思いません。

             

            国語と算数,実力を上げるのが難しいのはどちらですか?

            それは国語です。

             

            国語と算数,得点を上げやすいのはどちらですか?

            それは算数です。

             

            国語と算数,合格するために得点をとらなくてはいけないのはどちらですか?

            両方です。

             

            おわかりでしょうか。

            国語,とくに読解は算数に比べて実力を上げるのに時間がかかるんです。

            だからこそ,早いうちから時間と労力をかけなくてはいけないんです。

            算数は四則計算の力をきちんと身につけておけば,限られた時間に集中することで得点を上げやすいんです。

            そして,算数だけ上げるだけ上げておいて,国語は通常運転のまま入試直前を迎えたとき,どうなるかわかりますか。

            国語が得意な受験生は合格に近づいています。

            国語が苦手な子は……もう間に合いません。

            算数に関しては直前の追い込みでどうにかできる部分が大きいです。国語には時間がかかります。

            算数に軸足を置いてしまっていると,入試を迎えるときに国語の得意な生徒しかギリギリの勝負ができない状況になるんです。

             

            「受験校を決めるのは算数……,合格校を決めるのは国語!」

            昔お世話になった塾のI先生がしばしばこうおっしゃってました。

             

            では,なぜ算数にあんなに時間をかける塾が多いのかって?

            目先の成績が上げやすいからです。目に見える形で結果を出しやすいからです。

            そして,それが目先の顧客満足と退塾防止策になるからです。

            でも,中学受験の塾の目標って,目先の成績の向上じゃないはず。

            6年の2月を迎えたときにきちんと行きたい学校の入試で勝負できるように,いい結果を出せるようにするのが目標のはずです。

             

            国語の勉強は早いうちから時間をかけて。

            そして,読解は必ず毎日。(これについてはまた触れます。)

            | 中学受験 | 23:35 | comments(0) | - | - |
            過去問のやり切り方
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              今年も猛暑でしたね。

              僕は現在,中学受験の現場に関わっているわけではないのですが,そろそろ夏期講習を乗り越えて,6年生は仕上げの秋に突入していく時期ですか。

              秋になると,「過去問」に取り組むことになると思います。

              当たり前ですが過去問は過去の入試問題なので,学校によっては年に1本ずつしかありません。

              かき集めても,10本くらいにしかならない場合も多いと思います。

              なので,1本1本をきちんとやり切って,使い切ってから次に進むことが大切になってきます。

              「取れなかったね」の繰り返しで10本終わってしまってはやる意味がありません。

               

              まず,1回目に解く際の注意点。

              それは「なるべく本番に近い形で実施する」ことです。

              学校配布の原本が手に入るなら原本で,それが難しいなら切り貼りしてコピーでもいいので,本番に近い形のものを作ってもらいましょう。(この準備は塾の先生のお仕事なのですが,やってもらえない場合はご家庭で。)

              解答用紙のマスの大きさとそこに入れる解答の長さの感覚,問題用紙のスペースの使い方などなど,学校によってさまざまです。

              「ここの学校の入試問題はこう取り組めばよい」というスタイルを身につけることは大切です。

              当然ですが,時間もきちんと計りましょう。ただの問題集ではなく,「入試」の過去問ですから。

               

              採点と添削。

              これは完全に塾の先生のお仕事です。

              得点のとり方やこぼし方,解答の作り方の改善点,次に取り組む際の注意などは経験を積んだ人間でないと難しいです。

              ここで,合格者平均との開き,合格最低点との差を埋めるには次に何をすればいいか考察します。

               

              そして,直し。

              僕が現場にいたときの過去問の直しは以下のように進めていました。

              1.まずは×の設問のうち,自分の力で解き直しができるものを本人が解きなおす。

              2.解けないものについては,まず講師がひとことヒントを添えて返却。

              3.ヒントをもとに×を本人が解きなおす。

              4.超難問以外は2と3をくり返す。

              5.超難問以外が解き終わったら,超難問についてまずは一緒に検証する。

              6.5の最中に「解けそう!」となったら,本人に任せる。

              7.どうしても解けない超難問は講師が解いて見せる。

              8.7のあと,本人が解き直し。

              9.全部○がついたら,その入試問題の傾向と対策と本人が取り組むべきことについて講師からアドバイスする。

              全部○がついて1本終了です。

              同じ過去問を2周させる指示を出す塾もあるようですが,僕は過去問の2周はおすすめしません。

              入試本番は2周できませんし,2周目の得点に惑わされて取り組むべき課題がぼやけるケースの方が多いからです。

               

              保護者会資料に使った,T先生の添削の跡が出てきました。

              途中はこんな感じです。

               

              ちなみに僕は,取り組んでほしい過去問の原本ないしはそれに近いものを1か月分封筒に入れ,渡していました。

              その封筒の表紙がこれです。

               

              何はともあれ,過去問は大切です。行きたい学校が過去に出題した問題セットですから。

              「1本無駄にしたああああ」などということがないようにしましょう。

               

              ご相談などがありましたら,気軽に

              info@funacocci.com

              までご連絡くださいませ。

              アドバイスくらいはできると思います。

               

              では,健闘を!

              | 中学受験 | 13:52 | comments(0) | - | - |
              お久しぶりです
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                お久しぶりです。

                ふなこっち塾があった6年間はブログを毎日更新していましたが,廃業して2年半,ふらふら過ごし,ほとんど何も発信していませんでした。

                人間は言葉で思考するので,何かを書いていないとさまざまな感覚が薄れていくと感じてきたため,「日記」としてブログを再開することにしました。

                まずは以前はできていた「毎日更新」を目標に取り組んでいきたいと考えております。

                もし読んでくださる方がいらっしゃったら,宜しくお願い致します。

                 

                | 日記 | 10:22 | comments(0) | - | - |